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COLLECTION

2019 SPRING & SUMMER COLLECTION TRAVELER'S JOURNAL

2019 AUTUMN & WINTER COLLECTION TRAVELER'S JOURNAL

夏もいいけれど、冬もきっと別の魅力があるはず。
雪国の自然と建築、手仕事を訪ねました。

十和田湖

火山の噴火でできたカルデラ湖、実は青森県6:秋田県4の割合でまたがっています。冬でも凍らない深い深い湖です。春から秋の行楽シーズンは観光客で賑わいますが、真冬は山風で湖面は激しく波立ち、大雪と厳しい寒さで人影も皆無です。人間をよせつけない世界に、むしろ神々しい美しさを感じました。

雲井の滝

奥入瀬(おいらせ)渓流に流れ込む、雄大な滝です。20mの高さから3段構えになった岩肌を一気に駆け降ります。巨大なつららが垂れ下がり、滝は半分凍っていました。あたりは膝まで埋まる大雪の山道。
「雲井」とは雲の中にいるような気分のこと。白い雪の中から湧き上がって落下する滝を見ていると、本当に雲の中でたたずんでいるようです。

バルサミィアップル

オーク樽が並ぶ蔵を見ると、ウイスキー蔵みたいですが、中身は津軽りんご100%のバルサミコ酢。りんごのほのかな甘みと、1〜2年木樽で熟成されて染み出すバニラのような香りは、他にない新鮮な味わいです。サラダに一振りするだけでなく、アイスクリームにかけても美味だとか!

津軽塗

江戸時代から続く漆塗りの技法「津軽塗」は、地元ではお箸からテーブルまで幅広く使われています。複雑な色合いと自然な模様が独特です。そんな伝統を受け継ぐ小林正和さんは、若い感性で伸び伸びと挑戦しています。現代の生活でも愛される新しい津軽塗のホープです。

津軽打刃物

侍の刀や鉄砲を作った鍛冶職人たちは、明治維新後はりんごの剪定ハサミや包丁を作り、打刃物は青森県の伝統工芸になりました。二唐(にがら)刃物鍛造所の吉澤剛(ごう)さんは8代目。彼の作ったペーパーナイフに一目惚れしました!日本刀のような切れ味と、「暗紋(あんもん)」と呼ばれる美しいマーブル模様の逸品です。

弘前昇天教会

イギリスの片田舎の教会に迷い込んだよう。大正9年にできた赤レンガのゴシック教会です。木と鉄で出来た古風な扉をあけると、なんと入り口は日本の襖(ふすま)が!さらに奥にはチューダー様式の古風な礼拝堂が広がります。今でも現役で、日曜に信徒が集まる神の家です。

長勝寺

津軽家の菩提寺で、歴代藩主の霊廟(れいびょう)がある由緒正しきお寺です。入り口の三門は400年前、つららの下がった庫裏(くり)は、なんと500年前のもの。華美ではなく質実剛健な風情が、津軽人の性格とそっくりです。

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