徳島県は実は76%が森林です。市内から少し車を走らせるとすぐに渓谷と森が待っています。分け入っても、分け入っても深い森。そんな谷あいにある小さな町が、いま世界的に注目を集めています。自然と調和しながら、循環とサスティナブルな生活を大切にするヒントがそこにあります。
人口1,500人ほどのこの町が、これからの世界の希望となるかもしれません。ゼロ・ウェイスト(無駄、ゴミ、浪費をなくす)を日本で初めて町が宣言。住民が自ら40種類以上のゴミ分別をして、なんと80%以上のリサイクル率を達成しています。すごい!
上勝町はかつて林業の町でした。そのため森のほとんどが杉です。しかし林業は衰退し、荒れて放置状態。その間伐材をどうにか使えないかとチャレンジしているのが、KINOF(木の布)です。杉をチップにして和紙を作り、糸にして織り上げています。身近な資源を生かそうとする精神がここにもあります。matohuでも早速使うことにしました。
「北極星」という意味のカフェ。上勝町の野菜を使った定食は絶品です。地元の人や視察にきた人々が気楽に集えて語れる場所をと、東輝実さんがオープンしました。豊かな自然に囲まれたカフェで、彼女とこれからの社会や人間の生き方について語り合った時間が、今も胸に星のように輝いています。
廃材を利用した建築で、本格的なクラフトビールを作るお店。出来立てがそのまま飲めて、バーベキューも楽しめます。容器を持っていくと好きなだけビールの量り売りしてくれるのも嬉しい。美味しくゼロ・ウェイストが学べる上勝町のランドマーク。ちなみに名前は英語で「上・勝」の当て字です(笑)。
阿部正臣さんは草木染めを学び、藍を育てながら一緒に作った野菜がなんとコンテストでいきなり受賞。本格的に有機野菜をつくり始めたそうです。棚田の耕作放棄地を一人でコツコツ耕しています。阿部さんの誠実な人柄そのままの美しい味です。
上勝一帯で伝統的に作られてきた、日本では珍しい乳酸発酵のお茶。棚田の傾斜地の茶葉を夏に刈り取り、樽に1ヶ月漬け込んでつくる農家の自家用のお茶です。ほんのり甘くて淡い味わいが、優しくて癖になります!
「山犬嶽」というちょっと怖い名前の山にある、世にも不思議な聖地。辺り一面の岩にびっしりこけが生えて、まるでこけ玉の森に迷い込んだよう。秘境は案外近くに隠れているものですね。
職種:店舗販売 / 営業 / 生産管理 / パタンナー / デザイナー
正社員登用、給与は経験により相談。月20万円以上。
年齢性別不問。
厚生年金、健康保険、雇用保険等完備。交通費支給、賞与。
ご希望の方は、メールにて履歴書と職務経歴書をお送り下さい。
通過者のみ面接の返信をいたします。なお募集の職種は時期によって異なる場合があるのでお問い合わせください。
*学生のインターンは随時可能ですので、希望者は面接いたします。
送信先メールアドレス:matohu@lewsten.com
◇ matohuの理念
「日本の美意識が通底する新しい服の創造」をコンセプトに文化や歴史を大切にしながら、現代人の心に響く魅力ある「デザイン」を生み出すこと。それを深い「言葉」で表現し、共感者の輪を拡げて行く「場」を作って行くこと。
この3つを通して、多様で心豊かな世界をともに作り上げることがmatohuのプロジェクトであり、理念です。
◇ 仕事のやりがいと人間的成長
まかされた仕事を自分の創意で工夫していける環境です。1Fはショップ、2Fはアトリエになっており、デザイナーと直接話しながらアイデアを実現していけます。また文化、歴史など幅広い知識を学ぶ機会も多く大人の教養と礼儀が身につき、人間的にも成長できます。
人の心に彩りを添えるデザインを生活のなかに!を合い言葉にこれから世界に向けて発信するmatohuのスタッフを募集します。