サムライシルクに導かれて、山形県庄内地方の鶴岡市を訪ねました。東京から飛行機でわずか1時間。日本海側の山形県です。 美しい田園風景に点在するのは、ここにしかない奥深い自然や信仰、歴史や食文化。ご一緒しませんか。
「西の伊勢参り、東の奥参り」と言われたくらい出羽三山へのお参りは昔から庶民の憧れでした。修験道の聖地で、松尾芭蕉も『奥の細道』で訪れています。羽黒山は「現在」、月山は「過去」、湯殿山は「未来」を現わし、三山をこの順序でめぐると、人は新しく生まれ変わるといわれています。
羽黒山の頂にある「斎館」は、巡礼者が泊まったり精進料理をいただける参籠所です。ここの精進料理は、山伏が山に籠って生きるために、出羽三山の山菜やキノコや筍を、アク抜きして食べられるように工夫したもの。参道を登った後にいただくと、自然そのものを体に取り入れて清められるような味わいでした。
水田の中に浮かぶような建築物。プリツカー賞の世界的な建築家 坂茂(ばんしげる)さんが設計したホテルです。周囲を取り囲む水田では、季節ごとに稲が生育する姿を楽しめます。露天風呂に入った時に、月夜にカエルの声が聴こえてきて、白鷺が舞い降りてきました。 幻想的!
明治維新後、旧庄内藩のサムライ三千人が開墾した桑畑と養蚕場。廃城となったお城の木材や瓦を運んで作られた蚕室は、現在は記念館やシルク未来館、サムライシルクのショップとして使われています。養蚕の歴史的建造物として、日本遺産にも登録されました。木の柱に触れると、先人たちの努力と心意気が伝わってきます。
松ヶ岡開墾場のすぐ脇にできた新しいワイナリーです。もともとサムライたちが開墾した桑畑だったところが、今は一面の葡萄畑に。松ヶ岡の新しい歴史の始まりです。レストランも併設していて、月山を眺めながら頂くナチュールワインは、もう最高の味わい!
酒井家伝来の文化財、庄内の民俗資料、建築などを集めた博物館。とくに藩主の愛した庭屋敷や、江戸時代の古民家はおすすめ。そして圧巻は「祝いばんどり」のコレクション!荷物を背負う時のワラ製の背当てですが、嫁入り道具を背負うもので、デザインがどれも独創的。婚約者がお嫁さんのために作ったそうですよ。愛ですね!
職種:店舗販売 / 営業 / 生産管理 / パタンナー / デザイナー
正社員登用、給与は経験により相談。月20万円以上。
年齢性別不問。
厚生年金、健康保険、雇用保険等完備。交通費支給、賞与。
ご希望の方は、メールにて履歴書と職務経歴書をお送り下さい。
通過者のみ面接の返信をいたします。なお募集の職種は時期によって異なる場合があるのでお問い合わせください。
*学生のインターンは随時可能ですので、希望者は面接いたします。
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◇ matohuの理念
「日本の美意識が通底する新しい服の創造」をコンセプトに文化や歴史を大切にしながら、現代人の心に響く魅力ある「デザイン」を生み出すこと。それを深い「言葉」で表現し、共感者の輪を拡げて行く「場」を作って行くこと。
この3つを通して、多様で心豊かな世界をともに作り上げることがmatohuのプロジェクトであり、理念です。
◇ 仕事のやりがいと人間的成長
まかされた仕事を自分の創意で工夫していける環境です。1Fはショップ、2Fはアトリエになっており、デザイナーと直接話しながらアイデアを実現していけます。また文化、歴史など幅広い知識を学ぶ機会も多く大人の教養と礼儀が身につき、人間的にも成長できます。
人の心に彩りを添えるデザインを生活のなかに!を合い言葉にこれから世界に向けて発信するmatohuのスタッフを募集します。